桑名市議会 2022-06-21
令和4年都市経済常任委員会 本文 開催日:2022-06-21
これより上下水道部所管部門の審査を行います。
初めに、議案第57号 令和4年度桑名市水道事業会計補正予算(第2号)、議案第58号 令和4年度桑名市下水道事業会計補正予算(第2号)及び議案第66号 桑名市水道事業給水条例の一部改正についての3議案を一括議題といたします。
本議案について、当局に説明をお願いいたします。
6:
上下水道部長(
栗原繁憲)
おはようございます。
上下水道部長の栗原でございます。よろしくお願いいたします。座って失礼します。
それでは、都市経済
委員会に付託されました議案第57号、議案第58号、議案第66号につきましては、一括して
営業課長より御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
7:
営業課長(
伊藤勝史)
営業課の伊藤でございます。よろしくお願いいたします。
それでは、議案第57号 令和4年度桑名市水道事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。
議案第57号の1ページを御覧ください。
第2条、収益的収入及び支出でございますが、収入の部、第1款、水道事業収益、第1項、営業収益を5,914万4,000円増額し、25億6,383万2,000円に、支出の部、第1款、水道事業費用、第1項、営業費用を743万2,000円増額し、26億6,076万3,000円にそれぞれ改めるものでございます。詳細は、後ほど、実施計画明細にて説明させていただきます。
続いて、第3条、債務負担行為でございますが、企業会計システムに対する賃貸借契約に伴う賃貸借料及び保守料につきまして、システムのライセンスを2台分増加し、期間を令和4年度から令和8年度、限度額を13万3,000円として新たに設定するものでございます。
次に、8ページを御覧ください。
令和4年度桑名市水道事業会計補正予算(第2号)実施計画明細、収益的収入及び支出の収入の部でございます。
款1.水道事業収益、項1.営業収益、目1.給水収益、節1.水道料金5,914万4,000円の増は、内訳説明のとおり、水道料金改定による増収分でございます。
次に、9ページを御覧ください。支出の部でございます。
款1.水道事業費用、項1.営業費用、目4.業務費の各項目の増につきましては、水道料金改定に係る諸経費であり、各節ごとに御説明いたします。
節14.備消品費49万3,000円の増は、料金改定案内チラシ及び料金早見表作成の費用を計上いたしました。
節21.通信運搬費3万3,000円の増は、料金改定のお問合せに対応するためのフリーダイヤル電話料でございます。
節23.手数料29万2,000円の増は、広報誌へのチラシ折り込みに係る費用及びフリーダイヤル設置手数料でございます。
節25.委託料649万円の増は、料金改定に係る料金システム改修に係る費用でございます。
節34.使用料10万3,000円の増は、住民説明会の会場使用料でございます。
次に、款、項は同じく、目5.総係費、節25.委託料2万1,000円の増につきましては、先ほど債務負担行為で御説明いたしました企業会計システムのライセンス2台分の費用です。この費用につきましては、下水道事業会計と案分し2分の1の負担割合となっており、この後に御説明いたします下水道事業会計補正予算(第2号)にも同額で計上をしております。
以上、議案第57号 令和4年度桑名市水道事業会計補正予算(第2号)でございます。
引き続き、議案第58号 令和4年度桑名市下水道事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。
議案第58号、1ページを御覧ください。
第2条、収益的収入及び支出でございますが、支出の部、第1款、下水道事業費用、第1項、営業費用を2万1,000円増額し、43億6,074万2,000円に補正するものでございます。詳細は、後ほど、実施計画明細にて説明させていただきます。
続いて、第3条、債務負担行為でございますが、先ほどの水道事業会計と同様に、企業会計システムのライセンスを2台分増設し、期間を令和4年度から令和8年度、限度額を13万3,000円として新たに設定するものでございます。
続きまして、7ページを御覧ください。
令和4年度桑名市下水道事業会計補正予算(第2号)実施計画明細、収益的収入及び支出のうち支出の部でございます。
款1.下水道事業費用、項1.営業費用、目1.総係費の補正予定額2万1,000円は、さきに水道事業会計で御説明させていただきました企業会計システムのライセンス2台分の費用を水道事業会計と案分し、2分の1の負担割合で増額計上するものでございます。
以上、議案第58号 令和4年度桑名市下水道事業会計補正予算(第2号)でございます。
続いて、議案第66号 桑名市水道事業給水条例の一部改正について御説明申し上げます。
条63ページを御覧ください。
今回の改正は、現行の水道料金を基本料金20%、従量料金5%引き上げることに伴い、所要の改正を行うものです。
関係条文対照表により説明させていただきますので、条65ページを御覧ください。
第27条の料金(1)専用及び共用給水装置、ア、基本料金につきまして、一般用の口径13ミリ及び20ミリを900円から1,080円、25ミリを1,200円から1,440円、30ミリを1,800円から2,160円、40ミリを3,300円から3,960円、50ミリを7,500円から9,000円、75ミリを2万4,750円から2万9,700円、100ミリを5万8,500円から7万200円、150ミリを9万円から10万8,000円、200ミリを16万5,000円から19万8,000円、湯屋営業用を3,968円から4,762円、学校プール用を3,840円から4,608円、臨時・その他を5,376円から6,451円に改めようとするものでございます。
次に、イ、従量料金を御覧ください。一般用の水量、1立方メートルから10立方メートルまでを10円から11円、10立方メートルを超え20立方メートルまでを125円から131円、20立方メートルを超え40立方メートルまでを152円から160円、40立方メートルを超え100立方メートルまでを163円から171円、100立方メートルを超えるものを168円から176円、湯屋営業用100立方メートルを超えるものを79円から83円、学校プール用、100立方メートルを超えるものを103円から108円、臨時用・その他、20立方メートルを超えるものを459円から482円に改めようとするものであります。
次に、附則について御説明申し上げます。
条63ページへお戻りください。
施行
期日につきましては、令和5年1月1日から施行するとし、経過措置及び第一地区の料金に特例を定めております。水道料金は2か月に一度のメーター検針により料金を算出しておりますが、偶数月に検針する地域を第一地区、奇数月に検針する地域を第二地区としております。特例に該当いたしますのは、2月が検針月となる第一地区で、12月と令和5年1月の使用料を含むため、算出した料金のうち2分の1を現行料金を適用し、2分の1を改正後の新料金を適用するというものでございます。
以上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。
8:
委員長(
近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本3議案に対する質疑はございませんか。
9:
委員(
佐藤 肇)
佐藤ですけれども、水道料金のほうで、一般用の13ミリから200ミリというずっと段階的にございますけれども、世帯数だけ分かったら教えて。前に聞いたこと、記憶があるんやけど、念のために。すみませんが。
10:
委員長(
近藤 浩)
それでは、ただいまの質疑に対して、当局の説明をお願いいたします。
11:
営業課長(
伊藤勝史)
現在の全体の世帯数でいくと約5万8,000ということになっております。以上です。
12:
委員(
佐藤 肇)
5万8,000じゃなくて、その内訳。13ミリが何世帯で、20ミリがどれだけ。分かるか。
13:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いいたします。
14:
委員(
佐藤 肇)
いいです。後でまた教えてください。後ほどで結構です。
15:
委員長(
近藤 浩)
よろしいですか。
そうしたら、ほかにございませんか。
16:
委員(
伊藤惠一)
簡単に二つお願いします。
まず、57号ですけれども、9ページの住民説明会と言われたんですが、簡単に内容を教えてください。ちょっと聞き損なったかもしれません。
それから、もう1点は、第57号と第66号、一緒なんですけれども、値下げということは考えられませんでしたか、この時勢に関して。一度、基本料金を4か月分でしたか、無料にしたときがありましたけれども、例えば、ほかの部署のことですけど、今定例会の補正予算でも、商工なんかは2.4億円ぐらいですか、補正を組んでいるんですよね。だから、ちょっとギャップが、市全体の政策としてはあまりにもアンバランスなんですが、そこら辺、逆に値下げというのは考えられませんでしたか。
17:
委員長(
近藤 浩)
それでは、ただいまの質疑に対して、当局の説明をお願いいたします。
18:
企画総務課長(満仲 弘)
まず、値下げは考えなかったのかという件でございますが、今回の水道料金改定につきましては、経営戦略というものを立てておる中で、計画的に、今後の安定的な水道事業を維持していくために改定していこうと考えているもので、令和2年度に新型コロナウイルス感染症の影響で1年ほど遅らすような形で、今回、こういう形で改定をさせていただく形となりました。
将来の水道事業の安定的な経営に関して今回のような料金改定というのは必要と考えておりまして、今のところ、減額させていただくということは考えていないところでございます。
19:
上下水道部長(
栗原繁憲)
説明会につきましては、この議案が承認されましたら、地元の方、市民の方に、この料金改定に伴う要因等を御説明させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
20:
委員(
伊藤惠一)
その説明会、すみません、説明してもらったかもしれませんけど、勉強会で。どこら辺で何回ぐらいされるのか。簡単で結構ですけど、教えていただけますか。
21:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いします。
22:
企画総務課長(満仲 弘)
企画総務課、満仲でございます。
説明会につきましては、8月末あたりで、会場を多度地区、長島地区、桑名地区という形で、計3回させていただこうかと思っております。また今後正式に決定しましたら、周知等々させていただこうと思います。
23:
委員長(
近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ほかに質疑はないようですので、これで質疑を終結いたします。
次に、議案に対する討論を一括して行います。
なお、討論に当たっては、いずれの議案に対するものかを明確にした上で行っていただくようお願いいたします。
失礼しました。
佐藤委員、今の質疑していただいた回答については、今、この
委員会の中でさせていただくのがいいのか、後日でいいのかというところだけちょっとお示しをいただけますか。
24:
委員(
佐藤 肇)
後日で結構です。
25:
委員長(
近藤 浩)
ありがとうございました。
それでは、議案に対する討論を一括して行います。
なお、討論に当たっては、いずれの議案に対するものかを明確にした上で行っていただきますようお願いいたします。
討論はありませんか。
26:
委員(
伊藤惠一)
第57号と第66号、一括して反対です。
理由は、先ほども少し質疑で述べさせていただきましたが、大体年間、これは3か月か4か月分の議案だと思うんですが、年間にすれば、大体約2.4億円ぐらいの市民負担といいますか、負担増になっていくということですね。この時節柄、まずもって値上げというのはあり得ないですし、それから、先ほども申し上げました、商工なんかでも、大体、今定例会で補正予算が出ていますけど、2.4億円ですか、支援していくと、この情勢をということで出てきているんですよね。仮に、例えば、その2.4億円を充てればいいし、充てなくても、別途、財源は考えればいいわけですし、値上げということは現時点では考えられないということが理由です。以上です。
27:
委員長(
近藤 浩)
ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で討論を終結いたします。
それでは、討論がありましたので、これより3議案を分割して採決をいたします。
まず、議案第57号 令和4年度桑名市水道事業会計補正予算(第2号)について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
ありがとうございます。挙手多数と認め、原案のとおり可決することと決しました。
次に、議案第58号 令和4年度桑名市下水道事業会計補正予算(第2号)について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
ありがとうございます。挙手多数と認め、原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第66号 桑名市水道事業給水条例の一部改正について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
挙手多数と認め、原案のとおり可決することに決しました。
───────────────────────────────────────
○議案第65号
28:
委員長(
近藤 浩)
次に、議案第65号 桑名市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
本議案について、当局に説明をお願いいたします。
29:
上下水道部長(
栗原繁憲)
上下水道部、栗原でございます。
議案第65号につきましては、水道課長より御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
30: 水道課長兼水道技術管理者(城田 一)
御説明の前に一言御挨拶をさせていただきたいと思います。今年度4月に水道課長を拝命いたしました城田でございます。皆様、よろしくお願いいたします。
では、着座にて御説明させていただきます。
それでは、議案第65号 桑名市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。
議案第65号の条59ページを御覧ください。
桑名市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正につきましては、桑名市上水道事業変更認可申請に伴い、条例第3条、第2項中第2号の給水人口を14万3,256人から14万1,750人に、第3号の1日最大給水量を7万8,255立方メートルから6万9,220立方メートルに改正を行うものでございます。
よろしく御審議のほど賜りますよう、よろしくお願いいたします。
31:
委員長(
近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本議案に対する質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。
次に、議案に対する討論に入ります。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決をいたします。
議案第65号 桑名市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり可決することに決しました。
以上で、上下水道部所管部門における付託議案の審査は終了をいたしました。
ここで、暫時休憩をいたします。
午前10時24分 休憩
午前10時31分 再開
32:
委員長(
近藤 浩)
休憩前に引き続き都市経済
委員会を再開します。
───────────────────────────────────────
○議案第55号
33:
委員長(
近藤 浩)
これより産業振興部所管部門の審査を行います。
議案第55号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第3号) 所管部門を議題といたします。
本議案中、産業振興部所管部門について、当局に説明をお願いいたします。
34: 産業振興部長(松岡孝幸)
おはようございます。産業振興部長、松岡でございます。
先ほどの上下水道部に引き続きまして、産業振興部所管事項につきましての御審議、よろしくお願いいたします。座って失礼いたします。
それでは、ただいま議題となりました議案第55号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第3号)のうち産業振興部が所管する部分につきまして、商工課長より説明します。よろしくお願いいたします。
35: 商工課長(谷口 伸)
商工課、谷口でございます。よろしくお願いいたします。
産業振興部が所管いたします事項について、私から一括して御説明申し上げます。
なお、御質問に対する答弁につきましては、各所管からいたしますので、あらかじめ御了承いただきますようお願いいたします。
また、財源につきましては、一般財源以外の特定財源のみ御説明させていただきます。
それでは、議案第55号の20ページ、21ページをお願いいたします。
款6.農林水産業費、項1.農林水産業費、目3.農林水産業振興費、備考欄、農業振興費の担い手育成・確保等対策事業費についてでございます。
この担い手育成・確保等対策事業費につきましては、国の施策であります人・農地プランに位置づけられた農業者が、集約化に重点を置いた地域の目指すべき将来の農地利用の姿の実現に向けて生産の効率化に取り組む場合に必要な農業用機械、施設の導入を支援するものでございます。今回、1件の農業者から、本制度を活用しての農業用機械の購入希望がありましたことから、対象事業の補助金を計上させていただいたものでございます。
なお、財源は、全額、県補助金の農地利用効率化等支援交付金でございます。
次に、目5.輪中の郷費、備考欄、施設管理運営費につきましては、昨今の電力市場において、これまでにない電力単価の大幅な上昇が続いていることに加え、ウクライナ情勢も影響し、電気使用料が上昇傾向にあるため、今後の電力調達状況を踏まえ、輪中の郷において必要な経費を計上するものでございます。
続きまして、款7.商工費、項1.商工費、目2.商工業振興費でございますが、桑名商工会議所が実施いたします市内事業者支援事業への補助金を計上するものでございます。
補正予算参考資料、主な事業の概要の掲載事業として、3ページ、4ページ及び5ページ、6ページに記載されておりますので、ぜひ併せて御確認をください。
財源は、新型コロナウイルス感染症緊急対策基金繰入金でございます。
説明欄、新型コロナウイルス感染症対策事業費のアフターコロナ経済対策事業費につきましては、主な事業の概要に記載しておりますように、二つの事業を支援するものでございます。
一つ目は、先端設備等導入を支援するものでございます。
内容は、中小企業等経営強化法で規定されております先端設備等導入計画に基づいて導入される先端設備に対し、導入費用の5分の1、上限500万円を補助する制度でございます。本補助制度によって設備導入時の資金支援を行い、既存の税制措置、こちらは固定資産税3年間の免除でございます。これと組み合わせることにより、市内事業者の生産性向上に資する設備投資を後押しすることを目的とした事業でございます。予算額は、1億9,200万円のうち1億200万円でございます。
二つ目は、競争力強化を支援するものでございます。市内中小事業者が取り組む生産性向上や業態転換等に要する経費の一部を補助することにより、競争力強化や付加価値の向上を図ることを目的とした事業でございます。
内容としましては、経営向上計画を作成していただき、その上で必要な経費の一部を支援するものとなっております。補助割合は経費の3分の2、上限は40万円。予算額は、1億9,200万円のうち9,000万円でございます。
次に、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進事業費の市内事業者DX推進事業費でございますが、主な事業の概要では5ページ、6ページに掲載しております。
昨年度、経済産業省の可能性調査事業が桑名市を含む全国3地域で行われ、桑名商工会議所と桑名三重信用金庫とともに事業に参加いたしました。事業内容は、高度デジタル人材による地域中小企業デジタル化支援可能性調査、通称、ふるさとCo-LEADプログラムでございます。
内容としましては、経産省が選定いたしました全国の高度デジタル人材と地域の中小企業をマッチングし、デジタル技術を活用した新たなビジネスモデル案の作成を共同で行い、地域外のデジタル人材が市内中小企業のデジタル化を支援する仕組みを構築するものでございました。
このプログラムを通じて、地域中小企業のデジタル化対応への課題が見えてまいりました。具体的には、経営課題が抽出できない、課題をデジタルで解決する
ツールが分からない、
ツールを提供してくれる人材、事業者が分からない、デジタル化への投資効果が分からないなどがございます。人口減少や生産年齢人口の減少は、桑名市を含めた社会課題でございますが、これらに対応するためには、企業規模にかかわらず、デジタル化による労働生産性の向上や働き方改革、競争力強化が避けて通れない状況になっております。
ふるさとCo-LEADプログラムで明らかになりました市内中小企業のデジタル化への課題、この課題を共有いたしました桑名商工会議所が、経営課題の抽出、デジタル活用検討、マッチング、デジタル実装などを一気通貫で支援する事業を実施いたしますので、これを補助するものでございます。
続きまして、款7.商工費、項1.商工費、目3.観光費、説明欄、多度山上公園等管理運営費でございますが、この事業も、主な事業の概要の5ページ、6ページに記載がございます。
この数年、夜間における多度山上公園につながるハイキングコースへの一般車両の進入の増加に伴い、山上公園等において火気の使用や不法投棄、車両進入者間でのトラブル等といった事案が数多く発生し、治安が悪化している状況となっております。この対策として、山上公園へのハイキングコースに、このたび、桑名北ロータリークラブから、車止めのポールや案内看板を御寄附いただき、整備いたしますことから、これらに併せて監視カメラを設置するための費用を計上するものでございます。
以上が、産業振興部の所管する一般会計補正予算(第3号)の説明でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
36:
委員長(
近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本議案に対する質疑はございませんか。
37:
委員(畑 紀子)
おはようございます。畑です。
商工のデジタルトランスフォーメーションの推進事業費について、ちょっと確認でお願いいたします。
主な事業内容のところで、上限が300万円で10社と多分、勉強会のときに聞いたんですけれども、多分、中小企業はたくさん応募されるんだけれども、どのように10社を決めるのか教えていただけますか。
38:
委員長(
近藤 浩)
それでは、ただいまの質疑に説明をお願いいたします。
39: 商工課長(谷口 伸)
商工課、谷口でございます。
今お聞きしているところでは、公募で事業者を募集する。その内容としましては、DXに関する企画書を提出してもらうと聞いております。その中で、課題であったり具体性、あと、経営者の取組、そういったものを確認させてもらって審査をすると。そこで10社を選定するというふうに聞いております。以上です。
40:
委員長(
近藤 浩)
ほかにございませんか。
41:
委員(
伊藤惠一)
大きく簡単に二つです。
まず、さっき、ちょっと順番が逆になるかもしれませんが、観光費の多度山の関係なんですが、まず、非常に多度山が人気というふうに聞いておるんですけれども、それを登れないように、車関係ということなんですが、考え方としてはちょっと後ろ向きなんじゃないんですかということなんですけど。私も、もう何十年も前に登ったことがあるんですけれども、非常にやっぱり夜景がきれいで、香港が100万ドルなら桑名は1,000万ドルと言っておったんですけど、本当にきれいで。いろいろトラブルが多少あるということは聞いてはいるんですけれども、火気の使用とか不法投棄については正確な数は分かりませんが、JAFですか、自損事項に関しては、年度によって違いますが、5件から23件ぐらい年度によってあるというんですが、それなら、例えば、そういうすばらしい観光資源があるので、私は昔から言っていたんですけど、考え方、例えばケーブルカーを造るとか、これはどうか分かりませんけど。例えば立山アルペンルートなんかですと、それだけじゃないんですけど、例えば、シャトルバスというんですか、電気バスでパークアンドライドですか、それで行くとか、それをセッティングするとか、上にミシュランか何かのレストランをつくるとか、そういう、生かせないというんじゃなくて、もう少しそれを生かしていく、観光資源を。どこにもないような結構大変な私は資源だと思っているんですけれども、そういう考え方を一度また考えていただければいいんじゃないかなと思うのが1点なんですわね、大まかに。
上がれないように、これは行かせないというほうの話なんですけど、チェーンをというんですけど、切れないチェーンにすればいいのかなと思ったりするんですけれども、それか、監視カメラですよね。公道に監視カメラを勝手にむやみやたら、自分の土地とかならいいんですけれども、あまり設置するという考え方はよくないですよね。今言ったような、切れないチェーンにすればいい、ただ単にそれだけすればいいわけですから、そういう考え方をしていただければ、対応していただければいいんじゃないかなというのが大まかに1点です。
それから、もう1点は、先ほどの企業の支援なんですが、ちょっと聞き漏らしたんですけれども、企業等誘致奨励金が昔ありましたけど、今もありますけど、その類いが。そうじゃなくて、固定資産税を免除するというような、3年間、ちょっと説明があったと思うんですが、これはまた別途の話ですか、この予算の中の話ですか。それは簡単に説明していただきたいんですが、聞き間違いですか。お願いします。
42:
委員長(
近藤 浩)
それでは、当局の説明をお願いいたします。
43: 観光課長兼住吉浦休憩施設長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(黒田法雄)
議員の御指摘の話なんですが、後ろ向きではないかということなんですが、御指摘のように、まさにその観光を推進する部署として、人を呼び込む側として、閉ざすようなものというのはどうかというようなお話だと思います。当初、大きな門扉みたいなものも考えていたんですが、やはり登山に来られる方もたくさん見えるということもありまして、少し、人に来ていただくような感触が見えるような感じで、チェーンとか、そういった形で対応するということにしたところです。
その中で、もう少し来ていただくほうへ向けてのということでございますが、やはり、夜間に来られる方の動向というのは非常によくなくて、火気、不法投棄といったものもあるんですが、いわゆる進入者間でのトラブルも、非常に暴力的なというか、よくないような事案が結構ありまして、そういったことから、夜間に行くということは基本的には必要はないんじゃないかというようなことで取扱いとしておるところです。
議員が言われるように、夜間に多度山頂公園に登られた方についてはよく御存じのとおりで、非常に夜景はきれい。これは非常に有名な話になっていまして、インターネット上でも非常に取り上げられておるというような状態になっていますので、ぜひ次は、議員が言われるように、観光資源的に生かせることも視野には考えたいというふうには思っております。ただ、一旦は、そういうようなことについては、不法行為的なものが多いことについては、閉じないと対応策としてはどうしようもないということで、今回のような対応としておるというところでございます。以上でございます。
44: 商工課長(谷口 伸)
商工課、谷口です。
先ほどお問合せいただきました先端設備の導入補助金の関係で、固定資産税を3年間免除というお話をさせていただいたんですけれども、制度としては、今回の補助金とは別のものであるというものです。もともと、この制度を活用していただくためには、桑名市から先端設備等導入計画というものの認定を受けていただく必要があります。ちょっと複雑になりますけれども、まず前段として桑名市の認定を受ける。その認定を受けた先端設備に対して補助金を受けていただけるという制度になっています。そのときに導入計画に入っている先端設備というのは、生産性が向上するということが条件になっていまして、生産性の向上に資する設備投資に対して固定資産税が3年間免除されるというのがまず前提にございます。以上です。
45:
委員(
伊藤惠一)
土地とか家屋じゃなくて、設備ということですか、機械ということですか、固定資産税というのは。
46: 商工課長(谷口 伸)
設備という言葉になっておりますけれども、建物も一部入っております。その先端設備を覆うための建屋、これも一部含まれるということになっております。
47:
委員長(
近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
48:
委員(仮屋武人)
仮屋です。
経済対策事業費の中の、さっき、競争力強化とかデジタルとか、三つ、四つぽっぽっと言われましたけど、内容が違ったら、全てのものに応募できる形ですかね。
49:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いします。
50: 商工課長(谷口 伸)
商工課、谷口です。
内容によってということになると思いますけれども、当然、同じものを同じ目的で導入される場合は補助の対象外ということになります。ただし、同じ事業者であっても、多角的に、屋号が同じであっても、同じ事業ばかりやるわけではなく、一方では小売をやりながら一方で飲食をとか、それぞれに対して生産性向上であったりとかというものを見込めるものであれば、審査の対象になる可能性はございます。以上です。
51:
委員(仮屋武人)
これ、可決されると、公募は予定はどんなものから、日程は。
52: 商工課長(谷口 伸)
ちょっとお待ちください。まず、先端設備の補助金でございますが、すみません、ちょっとお待ちください。お待たせしました。交付申請が8月1日、こちらは競争力強化も同じでございます。今回、この予算を可決、お認めいただきますと、7月の頭から周知に入って、1か月の猶予を置いて8月から募集と。その際には広報でも周知をさせていただく予定でございます。
DXの推進事業費につきましては、まだ全国的にもほとんど例のない事業ということもありまして、今、現時点でも、商工会議所で制度の詳細を詰めていただいているところでございます。以上です。
53:
委員長(
近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
54:
委員(
佐藤 肇)
先端設備等導入支援ね、これ、コロナという問題はもう2年前から始まっておって、これ、たしか先月も出てきたね、令和3年も同じようなことが。なぜ当初予算に上がらないの、これ。わざわざ補正で上げるというのは遅いのか、どっちがどうなのかよく分からんけれども、本来は当初予算で上げるべきじゃないかなと思うんですが、その辺り、ちょっと見解を教えてください。
55: 商工課長(谷口 伸)
商工課、谷口です。
財源に今回もコロナの対策基金を充てさせていただくということで、年度末の段階で、まだ今回の対策基金というのをどこに充てていくかという部分が完全に整理できていなかったというところが一番大きな理由でございます。
必要性としては当然ありますけれども、限られた財源の中で、どういったものを今の桑名の状況に合わせて経済対策として発信していくかという部分におきましては、コロナ対策、国から下りてくる臨時交付金の事業として上げさせていただくためにはこのタイミングになったと、そういう……。
56:
委員(
佐藤 肇)
国の関係もあるということか。
57: 商工課長(谷口 伸)
そうですね。国からの財源を充てさせていただいている事業になっております。
58:
委員(
佐藤 肇)
さっきのことは理解しました。
それと、財源的にいって、これ、上限が500万円ということで1億200万円組んでいますね。ということは、ざっと20件ぐらいあるわけですね。この間、会派の聞き取りのときでは、桑名市で認定というのは今日初めて聞いたんですが、これ、どういう意味。77件ぐらいあるとかいう話は聞いたんですけれども、そのとき。桑名市で取りあえず認定をしたのが77件あって、そのうちの20件ぐらいを今回の補正で設備投資をして拡大しておこうと、こういう考え方でいいわけ。
59: 商工課長(谷口 伸)
商工課、谷口でございます。
おっしゃるとおりです。市の認定としては70件という数字がありますけれども、その中から申請をしていただいて、昨年度、実際に対象になったのは二十数件だったということです。
77件認定をしいても補助金申請を行わなかった理由としましては、今回、リースでも先端設備というのを導入することは可能なんですけれども、リース期間内の支払金額のみに対する補助金ということになりますので、額があまり大きくないと、あえて申請をしないという事業者がいたということも聞いておりますし、当然、時期がずれてしまうと、公募期間の間に申請があって、その機械の導入がないといけませんので、そういう時期の関係で、七十数件、市としては認定をしておりますけれども、補助金対象にならなかったと、そのように認識をしております。
60:
委員(
伊藤惠一)
先ほど答えていただき損なったんですが、多度山の関係ですけど、監視カメラをつけるのは、チェーンがあっても切っていくというふうな事例があるということを説明を聞いたんですが、先ほど言ったように、車がどうかということは別ですけど、上がれないようにしているということが問題かなと思うんですけど、上がりたいんですから。それで、切れないチェーンにすれば、むやみやたらと人の姿を映す監視カメラは要らないと思うんですが、そういう対策でよろしいんじゃないですか。切れないので。どうなんですか。
61: 観光課長兼住吉浦休憩施設長兼長島水辺のやすらぎパーク施設長(黒田法雄)
切れないという、本当に切れないものであればいいんですが、今の現状を見ていると、バリカーも、正直、置かさせていただいたその日のうちにのり面に捨てられるというような状況になっておりまして、非常に状況が悪いというふうに判断しております。そういった中で、ちょっと工具を持ってこればチェーンも切れるということになれば、チェーンも切られる可能性は十分あるなと。そういったところで、きちっと証拠となれるようなものが必要ということで監視カメラを設置するというところでございます。以上でございます。
62:
委員長(
近藤 浩)
ほかにございませんか。
63:
委員(
佐藤 肇)
農林のほうですが、農業振興費で760万円。どこか認定農業者が機械を購入されるということだったんですが、設備は関係ないのね。
64: 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明)
農林水産課、黒川でございます。
今回の対象となっております方が購入予定になっているのが、コンバインと、それから、乾燥機、それから、バックホーといいましてショベルカーのようなもの、この三つのほうを御購入されるということでございます。
65:
委員(
佐藤 肇)
コンバインと乾燥機と、もう一つ何ですか。
66: 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明)
バックホーって、ショベルカーみたいなものですわ。
67:
委員(
佐藤 肇)
総額幾らになるの、これ、購入される方は。
68: 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明)
全部で2,541万円になるんですけど、そのうちの10分の3が対象ですもんで762万3,000円、今回上げさせていただいております。
69:
委員長(
近藤 浩)
よろしいでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ほかに質疑はないようですので、以上で質疑を終結いたします。
なお、本議案の討論及び採決は、冒頭に御案内しましたとおり、都市整備部所管部門の質疑終了後に行いますので、よろしくお願いいたします。
以上で、産業振興部所管部門における付託議案の審査は終了いたしました。
ここで暫時休憩いたします。
午前10時57分 休憩
午前11時19分 再開
70:
委員長(
近藤 浩)
休憩前に引き続き都市経済
委員会を再開します。
───────────────────────────────────────
○議案第55号
71:
委員長(
近藤 浩)
これより都市整備部所管部門の審査を行います。
議案第55号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第3号) 所管部門を議題といたします。本議案中、都市整備部所管部門について、当局に説明をお願いいたします。
72: 都市整備部長(西尾英哲)
おはようございます。都市整備部長の西尾でございます。
引き続き、都市整備部所管部門の審査をよろしくお願いいたします。座って失礼します。
ただいま付託されました各議案につきましては、まず、議案第55号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第3号)につきまして、一括して都市管理課長から御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
73: 都市整備部次長(調整担当)兼都市管理課長(山下範昭)
都市管理課長の山下です。よろしくお願いいたします。
それでは、議案第55号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第3号)のうち都市整備部が所管いたします事項につきまして、私からまとめて御説明申し上げます。
お手元の議案第55号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第3号)の5ページをお願いいたします。
第2表、地方債補正の1、変更についてでございます。
表の一番左側の起債の目的の欄、上から三つ目の道路橋りょう事業について御説明をさせていただきます。
この6月補正の歳出予算で提出しております狭あい道路整備等促進事業費に対する財源として起債額30万円を充てるため、道路橋りょう事業の限度額を補正前の4,330万円から補正後の4,360万円に変更するものでございます。地方債の説明は以上のとおりです。
次に、歳出予算のうち所管する項目につきまして御説明をさせていただきます。
14ページ、15ページを御覧ください。
款2.総務費、項1.総務管理費、目6.財産管理費、説明欄、基金積立金の公共施設整備基金90万円につきましては、企業からの寄附金を積み立て、所管する駅北駐輪場における利便性の向上及び利用促進等に活用するものでございます。
続きまして、22ページ、23ページを御覧ください。
款8.土木費、項1.土木管理費、目1.土木総務費、説明欄、国土強靱化推進事業費の狭あい道路整備等促進事業費33万8,000円につきましては、令和3年度と4年度において国費の年度間調整を行っており、国費33万8,000円と一般財源の調整を行うものでございます。財源は、地方債補正のところで説明しました道路橋りょう事業債30万円を充当するものでございます。
次に、項2.道路橋りょう費、目3.道路新設改良費、説明欄、道路新設改良事業費の市道改良事業費630万円につきましては、芳ケ崎地内に策定済みの排水計画があり、民間事業者の開発工事における雨水排水施設流下能力向上分の整備に負担金を支払うことで排水計画と同等の効果を得るための費用でございます。
次に、目5.交通安全対策費、説明欄、交通安全対策事業費の交通安全施設設置費1,091万円につきましては、修徳地区にゾーン30プラスの指定がされましたことから、区域内の区画線、グリーンベルト、ゾーン30プラスの路面標示、看板設置並びに物理的デバイスを新たに設置する費用でございます。
議案第55号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第3号)につきましては以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
74:
委員長(
近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
本議案に対する質疑はございませんか。
75:
委員(
伊藤惠一)
一つだけ簡単にお願いします。一番最後に説明されたゾーン30ですが、あちこちできてきていますが、これ、数字的に見て、効果は出ているんですか。そこまでは分からないですか。
76:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いいたします。
77: アセットマネジメント課長兼九華公園長兼播磨中央公園長(加古勇司)
アセットマネジメント課の加古でございます。
統計的には、一応、桑名警察署のほうで、ゾーン30の設置する前の過去5年間、設置してからの現在の物損事故とか人身事故というのを調べさせていただきました。そうすると、例えば、精義地区におきます物損事故が11件から10.4件、人身事故は1件から0.6件と、小数点になっていますけれども、平均で出しておりますので小数になっています。あと、ほかに、松ノ木地区とか安永地区におきましても、同様に減少傾向にあるというふうに考えております。以上です。
78:
委員長(
近藤 浩)
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
以上で、議案第55号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第3号) 所管部門に対する質疑が全て終了しましたので、討論に入る前に産業振興部長に入室をしていただきます。
(産業振興部長入室)
それでは、議案に対する討論に入ります。
討論はございませんか。
79:
委員(
伊藤惠一)
了解できない部分を了解できないということでその理由を申し述べます。
産業振興部の予算ですけれども、まず、コロナ関係の企業の補助関連ですか、2.4億円ぐらいございますが、これ、本当に市民負担が、例えば、先ほどでも、水道でも、年間2.4億円増えていく。多分、国民健康保険税なんかもそうだと思うんですけれども、これ、企業に対してこうやって補助していく。同時に、市民生活に対しても、市全体としてですけど補助していく、あるいは市民補助が先であるとか、より増額、より予算が多いとか、そういうようなことならまた改めて考えるんですけれども、市民負担はこれ以上に増えて、企業補助はそれ以上に増やしていく。一方、企業に対しては優先ですよということは、ちょっと理解できません。
それから、多度山。もうこれは期待して理由を言うんですけれども、ぜひ、上がれないようにするんじゃなくて、上がれるように非常に早急に考えていただいて、その間に、問題があるというのでしたら、監視カメラじゃなくて、頑丈な上がれない設備を造ればいいですし、人は上がれるようにすればいいんですから、そういうような理由で、期待しながらということなんですけれども、以上が理由です。
80:
委員長(
近藤 浩)
ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより採決をいたします。
議案第55号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第3号) 所管部門について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
ありがとうございます。挙手多数と認め、原案のとおり可決することに決しました。
ここで産業振興部長には退室をしていただきます。
(産業振興部長退室)
───────────────────────────────────────
○議案第59号
81:
委員長(
近藤 浩)
次に、議案第59号 桑名市
委員会の
委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
本議案に対して当局の説明をお願いいたします。
82: 桑名駅西整備事務所長(二木 健)
桑名駅西整備所長の二木です。よろしくお願いいたします。
議案第59号 桑名市
委員会の
委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。
条25ページを御覧ください。
本条例の一部改正につきましては、次のページの条27ページの改正のあらましにありますとおり、桑名駅西土地区画整理審議会
委員選挙に係る選挙管理者及び選挙立会人の報酬額を定めるため、所要の改正を行うものでございます。
改正の内容について御説明させていただきます。
その下の関係条文対照表を御覧ください。
改正前の別表(第2条関係)、桑名駅西土地区画整理審議会
委員の下に、改正後のとおり、「桑名駅西土地区画整理審議会
委員選挙選挙管理者、日額1万1,300円」及び「同選挙立会人、日額9,600円」を追加するものでございます。
議案第59号につきましては以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
83:
委員長(
近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。
次に、議案に対する討論に入ります。討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決をいたします。
議案第59号 桑名市
委員会の
委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり可決することに決しました。
───────────────────────────────────────
○議案第67号
84:
委員長(
近藤 浩)
次に、議案第67号 市道の認定及び変更についてを議題といたします。
本議案について、当局に説明をお願いいたします。
85: 土木課用地監理室長(小森美紀)
まず、説明の前に一言御挨拶申し上げます。このたび、令和4年4月より土木課用地監理室長に着任しました小森と申します。今後ともどうかよろしくお願いいたします。
それでは、議案第67号 市道の認定及び変更について御説明申し上げます。
それでは、恐れ入りますが、議案第67号を御覧ください。
市道の認定及び変更を行うに当たり、道路法第8条第2項及び同法第10条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
1ページめくっていただきまして、まず、1、認定する路線を御覧ください。
今回は2路線の新規市道認定でございます。
1ページめくっていただきまして、多度町猪飼他地区認定路線図を御覧ください。
路線名称は、力尾工業団地3号線でございます。本路線は、開発行為にて設置された路線であり、西側の主要地方道四日市多度線と北側の県道御衣野北猪飼とを結ぶ路線で、起点が黒丸印、終点が黒三角印で表しております。
1ページめくっていただきまして、長島町松ヶ島地区認定路線図を御覧ください。
路線名称は、松ヶ島9号線でございます。本路線は、国道1号の東部拡幅事業に併せて整備される予定の路線であります。前と同じく、起点が黒丸印、終点が黒三角印を結ぶ路線でございます。それぞれの2路線の起点、終点、延長、幅員は、資料下段の記載のとおりです。
1ページめくっていただきまして、次に、2、変更する路線を御覧ください。
変更する路線につきましては、合計6路線でございます。
1ページめくっていただきまして、東汰上地区変更路線図を御覧ください。
路線名称は、東汰上5号線でございます。本路線は、桑名市埋立最終処分場場内整備に伴い、認定路線を一部廃止するものでございます。変更前後の起点、終点、延長、幅員につきましては、資料下段の記載のとおりでございます。
1ページめくっていただきまして、東方地区変更路線図を御覧ください。
路線名称は、山之手門前通1号線でございます。本路線は、桑名駅西土地区画整理事業区域内に位置する路線であり、市道駅西7号線の供用に伴い、認定路線を一部廃止するものでございます。変更前後の起点、終点、延長、幅員につきましては、資料下段の記載のとおりでございます。
1ページめくっていただきまして、東方他地区変更路線図を御覧ください。
路線名称は、門前本郷線でございます。本路線も、さきと同様に、桑名駅西土地区画整理事業区域内に位置する路線であり、市道駅西13号線の供用に伴い、認定路線を一部廃止するものでございます。変更前後の起点、終点、延長、幅員につきましては、資料下段の記載のとおりでございます。
1ページめくっていただきまして、伊賀町他地区変更路線図を御覧ください。
路線名称は、伊賀町2号線でございます。本路線につきましては、道路台帳及び現地の精査に伴います認定路線の起点部分の変更でございます。変更前後の起点、終点、延長、幅員につきましては、資料下段の記載のとおりでございます。
1ページめくっていただきまして、多度町中須他地区変更路線図を御覧ください。
路線名称は、中須揖斐川線でございます。本路線につきましても、さきと同様に、道路台帳及び現地の精査に伴います認定路線の起点部分の変更でございます。変更前後の起点、終点、延長、幅員につきましては、資料下段の記載のとおりでございます。
1ページめくっていただきまして、長島町大島地区変更路線図を御覧ください。
路線名称は、大島中道線でございます。本路線につきましても、さきと同様に、道路台帳及び現地の精査に伴います認定路線の起点部分の変更でございます。変更前後の起点、終点、延長、幅員につきましては、資料下段の記載のとおりでございます。
議案第67号につきましては以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
86:
委員長(
近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
87:
委員(
伊藤惠一)
簡単に二つお願いします。
まず、長島の松ヶ島のところなんですが、お願い的な質疑になってしまうのですが、これはまだ途中経過の路線で一部しかできていないんですが、国からの要望で先に認定してくれということなので、それは分かるんですけれども、我々に分かるような計画設計図といいますか、そんな詳しくなくてもいいですが、このようになりますよというのをぜひ事前に準備していただきたいなと思います。地元自治会にはオーケーをもらっているということなんですけど、実際、我々に責任が出てきますので、果たしていいのかどうかということが分かる、これからそういうような図面といいますか、イラストというのか、ぜひ準備していただきたいというのが一つです。
それから、もう一つは、東汰上の関係ですが、それ以外の重複しておるところとか駅西の付け替えるというところは分かるんですが、この汰上のこれ、どうなるのか分からなくて聞くんですけれども、これ、市道の認定の取消しなんですよね、多分、起点を。そうすると、これ、市道や管理道路も外して、単なる市の土地が残るのか、民間に返すのとか、どういう扱いになるのか、この廃止部分。ちょっと説明をお願いできますか。もともと今もないんでしょうけれども、お願いします。
88:
委員長(
近藤 浩)
それでは、説明をお願いいたします。
89: 土木課用地監理室長(小森美紀)
用地監理室長の小森でございます。よろしくお願いいたします。
まず、先ほどの長島町に関しまして、伊藤
委員が言われましたように、事前に図面を用意していなくて説明できなかったのは申し訳なかったと思います。今現在、確認はさせていただいておって、後で、この終了後、伊藤
委員のほうに説明させていただこうと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。
それと、あともう一つ、東汰上に関しまして、今回の整備をさせていただくところの中に、市道認定が入っておる状態になっておりまして、現状に関しましては通行できない状態にはなっておるんですが、今回、この市道の変更につきまして、この区域内の部分につきましては、起点の部分の変更ということで、その東側の道路に起点を設けて、中の場内の市道の部分につきましては認定から外れる予定でございます。
市道認定を外した上で場内整備をしていくということだとは思いますが……。
90:
委員(
伊藤惠一)
また後で聞きます。
91: 土木課用地監理室長(小森美紀)
分かりました。申し訳ございません。
92:
委員長(
近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
次に、議案に対する討論に入ります。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議案第67号 市道の認定及び変更について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり可決することに決しました。
以上で、都市整備部所管部門における付託議案の審査は終了しました。
ここで暫時休憩をいたします。
午前11時42分 休憩
午前11時44分 再開
93:
委員長(
近藤 浩)
休憩前に引き続き都市経済
委員会を再開します。
───────────────────────────────────────
○所管事務調査について
94:
委員長(
近藤 浩)
次に、都市経済
委員会の所管事務調査についてでございます。
まず、本
委員会の所管事務調査事項をお決めいただきます。本
委員会の所管事務調査事項は、お手元に配付の所管事務調査項目(案)のとおり決定したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め、そのように決定いたします。
次に、政策提言に向けた当
委員会の調査研究事項についてでございます。
さきの
委員会でお示ししましたとおり、各
委員には、7月1日までに、各自で考えた政策提言(案)を提出いただくことになっております。まだ御提出をいただいていない場合は提出をいただきますようにお願いいたします。7月1日でございます。
御提出いただいた後、各
委員の案をまとめた、たたき台を正・副
委員長にて作成し、提示をさせていただいた上で、次回
委員会にて御協議をいただきたいと思います。
その後の予定としては、8月の全員協議会で提言(案)の説明、質疑応答を行い、修正等があれば、
委員会を開催の上で修正を行います。そして、10月上旬の
委員長会議を経て市長へ政策提言書を提出する流れとなっております。
以上のように、日程的には非常にタイトなスケジュールとなっておりますので、まずは、各
委員におかれましては、7月1日までに各自のお考えいただいております提言の案の提出をよろしくお願いいたします。
───────────────────────────────────────
○閉会中の継続調査について
95:
委員長(
近藤 浩)
次に、閉会中の継続調査についてお諮りいたします。
先ほど決定いたしました所管事務調査事項については、議長に対し、それぞれ閉会中の継続調査の申出をしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
異議なしと認め、そのように決定いたします。
───────────────────────────────────────
○閉会中の
委員派遣について
96:
委員長(
近藤 浩)
次に、閉会中の
委員派遣についてお諮りいたします。
閉会中の継続調査事件の調査を行う場合、議長に対し
委員派遣承認要求を行うこととし、その手続を正・副
委員長に御一任いただきたいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め、そのように決定いたします。
───────────────────────────────────────
○
委員会審査報告書及び
委員長報告について
97:
委員長(
近藤 浩)
次に、本
委員会の
委員会審査報告書及び
委員長報告案につきましては、正・副
委員長に御一任いただきたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め、そのように決定いたします。
それでは、次回の開催日を決定したいと思いますが、提案なんですが、7月19日に議員研修会が午後に予定をされておりますので、それが終わった終了後、開催をしたいと思いますけれども、皆さん御都合はどうでしょうか。よろしいでしょうか。なら、そのようなことにさせていただきます。
それでは、次回は、7月19日火曜日、議員研修会の終了後からということで御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め、そのように決定いたします。
それでは、以上で都市経済
委員会を閉会いたします。
午前11時48分 閉会
委員会条例第31条の規定により、ここに署名する。
委 員 長 近 藤 浩
副 委 員 長 成 田 久美子
発言が指定されていません。 Copyright (c) KUWANA CITY ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...